なにやらいろいろニュースになっていた茨城県の「総合教育会議」の内容ですが、他にもいろいろな発言があります…。保育は、こういうふうに見られているのでしょうね。「そう思われてかまわない」「その通りだからしょうがない」と現場の皆さんが思うならかまいませんが、だとするなら、私たちは日本の将来づくり(質の高い子育て)を放棄することになります。奮起しようよ!と…思いませんか。
一方、こう言いながら「待機児童解消のために保育園を作れ」とばかり自治体は言っている。これ自体、自治体も国も、日本の将来づくりを放棄しつつ、保護者(社会)にはいい顔をして、その場しのぎをしているのかと考えざるをえません。保育の質に不安があるなら(私はあります)、質を上げる努力、質を上げられるだけの取り組みを国と自治体がするべきです。
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議事録は一番下にあります。
11ページ「今の保育所のままだと,保育士さん は教員として教えることについての教育は受けていないわけ」「その辺を保育所の保育士 さん方が教育という面でしつけを受けてないからそこをどうするのかって いう問題が一つ出てくる」
12ページ「ただ,幼児教育・保育の連携って 書いてあるけれども,幼稚園の先生とか小学校の先生は良いんだけれども, やっぱり保育所から小学校に行った子どもと幼稚園から小学校に行った子 どもとでは,教育という意味でかなり違ってくる。保育所の方は福祉施設 だから,福祉施設で元気に遊ばせれば良い,1日過ごせれば良いということなので,教育という面での視点があまり入っていない」
14ページ「一般の保育所だと「ケガをさせ ない」「お昼を食べさせる」という預かるだけというのが多いので,子ども って本当に,学校教育でも三つ子の魂と言いますけれども,意外に今,家 の中で一番小さい子が 1 歳 5 ヶ月なんですけれども,結構しゃべれないけ ど,分かっていますよね」