「アクションカード」について(中村徳子先生から)

  • 2015.08.23 Sunday
  • 16:14
午睡チェックをお始めになった、広島の中村徳子先生から、「アクションカード」に関する情報をいただきましたので、掲載します。ちなみに、中村先生のウェブサイトにもたくさん情報がありますので、ぜひご活用ください。
http://mommy-sids.com/

--- 以下、中村先生からの情報 ---

アクションカードは、出雲消防が学校と協力して作られた緊急時の対応のためのカードです。

応急手当ビデオ・DVD普及活動をさせて頂く中で、養護教諭の皆様から緊急時に先生達にあてにされるという声を多くお聞きしました。それは保育園看護師の方々からも何度もお聞きしました。それを解消する方法として、一昨年、アクションカードのことを知りました。

学校での緊急時、その場に保健担当者がおられない場合も、対応できるのがアクションカードの活用です。(職員の皆様は全員、第一発見者のカードを携帯されておられます)

学校以外でも活用できますので、学校向けアクションカードを参考にさせて頂き、保育園、幼稚園向けのカードを作成しようと思案しておりましたら、救急振興財団の「アクションカードを取り入れた新しい救命講習会を保育園・幼稚園を含めた学校・会社・大型店舗で行い救命の連鎖を強固にする方策」のHPに、保育園、幼稚園のカードもございました。
幼稚園は、下記HPのp9・10、カードはp25〜p32です。
保育園は、下記HPのp16・カードはp52〜p56です。
http://www.fasd.or.jp/tyousa/pdf/25action.pdf

小規模保育など、看護師さんのおられない園も多いですし、幼稚園では養護教諭の配置がとても少ないです。それだけに万が一の緊急時への備えとして、保育園、幼稚園でのアクションカードの活用は有用と思っております。

中村徳子

「初めてみていかがですか」のコメントにお返事

  • 2015.08.08 Saturday
  • 12:47
てふ先生、ありがとうございます。大事なコメントなので、こちらにお返事をかかせていただきます。

はい、「監視役をおいて正解だったということがまだない」というのは、当然です。水死のような深刻事故の場合、「監視役をおいといてよかった=意識を失っているのに気づき、心肺蘇生をして成功する」か、「監視役をおいておけばよかった=間に合わなくて亡くなる」の2つしか、「効果」を心から感じることはありませんし、どちらもめったに起きないからです。監視役を置くのは、「監視役をおいておけばよかった」と後で後悔しないため、だと思ってくださって間違いはありません。

水死は、どこの園でも、どのお子さんにでも起こりうるからです。

排水システム、使ってみたいかも、という方…

  • 2015.08.07 Friday
  • 23:34
〔ひと言!〕 こういうことというのは、「数」が必要です。「投票」です。「あ、私も同じ気持ちだから、言わなくていいや」じゃないんです。数が多くなければ、企業も誰も動きません。だから、「ほしいかも」「使いたいかも」「うちは要らない(理由:なぜならば…)」という投票をしていってください! よろしくお願いいたします。

ーーーーーーーー

コメントに、「使ってみたいかも」と書いてくださいませ(今働いている園は大丈夫だけど、以前、働いた園だったらほしいかも、というケースもOKです)。その他、プールの片づけに関連して悩んでいることがあったら、お書きください。園名も、ご自身の名前も要りません。

「使ってみたいかも」という声がたくさんあった場合、今、進んでいるプロジェクトを進めます。声がない場合は、プロジェクトはストップします。要するにこれは、動力も電気も要らなくて、安くて、誰にでもできる、簡単な急速排水システムに関するニーズ調査です。

かけふだいつみ

投稿、ありがとうございます!

  • 2015.08.02 Sunday
  • 11:53
「暑いねえ…。夏だものね、こんなもんだよね。冷房よりよほどいいわ。汗をかくのが一番!」と、ぶつぶつひとり言を言いながら過ごしております。「暑いねえ、いやだねえ」と口にするから、よけいにいやになるのでありまして…。人間、ものごとをどう見るか(認知の枠組み)が大事です。「夏だしね。汗をかくのはいいこと」と思うか「いやだ、いやだ、いやだ」と思うか。自分の行動(ひとり言、他人との会話)次第です。(ですから、私に「暑いですね〜」と話しかけてくださっても、「そうですねえ、夏ですからねえ。こんなもんですよね」という、とんでもなく共感性に欠けたような返事しか戻ってきませんよ・笑)

さて、「熱対応」「質問、いつでもどうぞ」「プール、水遊び、始めてみていかがですか」にそれぞれコメントをいただきました。ありがとうございます! 水遊び、プール遊びは、くれぐれも職員の方の熱中症にお気をつけて! 時々、休憩もしっかり入れないと、「頭ぼんやりで、立ってるだけ」…になってしまいます。これでは、体にも悪い、監視にもならない。

フジ先生のコメントにもありますが、「本当に必要なの?」と思うはずです。下の点を皆さんで再度、アタマにたたきこんでください。
★深刻事故の予防は、「もともとめったに起こらないけど、起きたら大変なできごと」を予防するためのもの。だから、どうしても「何も起きないこと」に慣れてしまい、「する必要、ないんじゃない?」「このくらい手を抜いてもいいんじゃない?」となりがち。でも、手を抜いていて、監視をしないでおいて、子どもが異常事態に陥ったら…? その痛みを負うのは、子ども、家族、そして、保育園の先生たちです。★

ただ、水の場合は、「うわ、動いてない!」「どうしたのっ?」というビックリが(監視していれば)必ず起こります。「よかったね〜」と実感できるポイントが、必ずあるのです。そして、監視役が一人いれば、子どもの動き、子どもの活動の内容もよく見ることができます。それは、活動そのものを充実させること、指導を充実させることに直結するはず。

「監視役を置きたくない」「要らないんじゃない?」という気持ちの裏には、「プール指導を見られたくない」という気持ちもあるのかもしれません。でも、監視役は基本、子どもを見ているんですよ〜(だから、指導の先生、気にしないでください! 監視の先生、あんまり指導の様子ばかり見ないでくださいね〜)。もちろん、指導の様子も目に入り、あれこれアドバイスを受けるかもしれません。だけど、自分の保育・教育スキルを上げるためには、見てもらうこと、アドバイスしてもらうことが一番大事!です。「うるさいなあ」「園長が監視していると、緊張しちゃっていやだ」はナシです (^^) 

毎日毎日、「今日も(今のところは)保育園、幼稚園で水の事故がなかったらしい、よかった」と安堵して一日が終わるかけふだでした。といっていたら、公共プールで、小学校1年生さんがお亡くなりになりましたが…。

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