保護者とのプライベートな関わり

  • 2017.04.05 Wednesday
  • 19:41

 サボコ先生からご質問をいただきました。

-----

 掛札先生、ご無沙汰しております。(中略←掛札が削除しました)さて、ご執筆中のお忙しいところ、申し訳ありませんが、「保護者とのプライベートな関わりはどこまでが許容範囲か」ということについて、ご意見を伺いたく存じます。

 卒園や進級ということで、保護者が「打ち上げ」や「飲み会」を企画することの多い年度末。「先生も良かったら飲み会に来てください」と、お誘いを受けることがよくあります。今までは、職員の個人の判断で、出席したり、お断りしたり、ということが続いてきました。私自身も、何度か出席したことがありますし、特に年長の担任だった時などは、「最後だし」という思いもあり、断りづらい、ということもありました。もちろん良さもあったのですが、その後、弟妹が入園してきた場合など、妙に馴れ馴れしくなってしまって(こちらだけでなく、保護者のほうも)やりづらさを感じることも出てきました。

 私自身は、徐々に無くしていったほうがいいのかな、と思ってはいるのですが、職員の中には「個人の判断でいいんじゃないですか?」という意見もありますし、(少数ですが)むしろ、積極的に保護者とプライベートの付き合いをしたい、仲良くなりたい、という考えの職員もいるのが現状です。とても個別な要素のある問題だとは思いますので、最終的には、職員ともよく話し合い、園の考えを固めていきたいと思ってはいるのですが、一般的に、望ましい、常識的なスタンスを教えて頂けたら、と思います。

 
 実は、自分自身がいまだに小学校の時の先生と年賀状のやりとりをしているような人間でして。今の職場で職員の住所を非公開にしてから、卒園生からもらう年賀状がめっきり減ったことを、なんとなく寂しいな、なんて思ってしまうところがある私ですので、是非、線引きの仕方をアドバイス頂きたく、よろしくお願い致します!

------

 

 サボコ先生、年度末に返事を載せなかったのは、すでに決まっている会があった時に「どうしよう!」と悩んでしまう先生がいるだろうな、と思ったからです。

 

1)園がガイドライン決めて、職員と保護者に伝える。

2)園が決めても、断固、個人的なつきあいをしたいという職員の行動を止めることはできない。

以上。

 

 ですが、私がこの件でお尋ねをいただいた時に言うのは、次のような内容です。1にも2にも影響する内容です。

 

 もともと仲が悪かったり印象が悪かったりしたら、個人的なつきあいっていう話にはなりませんよね。だから、まあ、大丈夫(というかなんというか…・苦笑)。じゃあ、仲が良かったら、仲がいいんだから、個人的につきあってもいいのでは? いえいえ。仲が良かったのが途中で壊れたら? はっきり言って最悪です。この項目の「第一印象の弊害を意識的に消す」に書いてあることと共通します。仲良しが壊れると、落差が激しいので大変です。それが「保育者」と「保護者」だったら? 毎日、会わなきゃいけないんですよ…。

 

 今まで、そういうことにならなかったから、「大丈夫」と言えるだけです。もちろん、「これからも仲良くなった保護者と途中で仲が悪くなることなんてない!」と言い切れるならどうぞ。

 

 もうひとつ、仲が良い同士はいいかもしれませんが、それを見てやっかむ保育者も保護者もいます。悪意をもつ人がいたら?

 

 以上が私の答えです。後は園と個人の判断です。

 

かけふだ

 

コメント
掛札先生、いつもありがとうございます。
お返事までが少し間があったので、実はちょっと心配しておりました。(先生お忙しいから、体調は大丈夫かしら・・とか)
でも、タイミングを考えて出して下さったのですね。
本当にありがとうございます。


実は私、今年度から立場が変わり、職員のまとめ役、というか指導、管理を中心的にする役目になりました。

3月中には予告されていたので、そういう意識で、客観的に見てみると・・・
職員みんなそれぞれに良さがあるなあ、と感心する一方で、んん?けっこうみんな好き勝手にやっちゃってることもあるなぁ、と改めて気になることも、色々見えてきました。

ガイドライン、大切ですね。
早く取り掛からなくては、と思います。

それから、コメントで「この項目」とピックアップして頂いた「保護者とのコミュニケーション」の部分、今年の園内研修に使いました。

昨年は、先生の著書「子どもの命の守り方」の「職員間のコミュニケーション」を取り上げましたが、これがなかなか・・・良かったんです!
ということで、今年の研修では保護者との・・にしようと。

で、ですね!私が資料を配り始めたら、「あ、これ、私見ました」という後輩の声が!
はい、掛札ファン、私の周りに確実に増えてます〜。

私自身、先生のサイトや本を見るようになってから、仕事がとてもやりやすくなりました。
保育を考える視点も増えましたし、一方では色々整理できるようになりました。(うまく言えないのですが)
「ここは割り切って良いんだな」とか「人間にはこういう風に受け取るクセがあるから、こうやって伝えよう」とか
ちょっとずつ見えてきたような気がします。

それだけに、今まで自分の園が「なあなあ」にしてきたことを改善する必要も出てきて、ハッキリいって仕事量は増えちゃっています。
でもやりがいがあります。

たしか、去年もこの時期に先生に感謝のコメントを送らせて頂きました、私。
今年も言わせて下さい!!

去年は「なんかちょっとつかめてきた」という自分の手ごたえがありました。
今年はそれが少し行動にも移せるようになりましたし、周りの意識も変わってきた感触があります。

この業界、仕事を離れる人のほとんどの最初のきっかけは、職員間、又は保護者とのコミュニケーションでのつまづき、だなと思います。
一番大切なのは、子どもであり、保育なのに・・・

掛札先生が示して下さっているのは、そこを乗り越えるための道標だな、と私は感じています。
本当にありがとうございます。

(いつも長くなってしまってスミマセン)
  • サボコ
  • 2017/04/09 12:04 PM
サボコ先生、

いつもいつもありがとうございます! じんましんは(ほとんどかゆくないけど)あいかわらずで、半袖でジムに行くのが見苦しいかなあと思っていたりいます…。

先生のコメントで元気になりました〜 (^^)
  • かけふだいつみ
  • 2017/04/12 1:07 PM
管理者の承認待ちコメントです。
  • -
  • 2017/04/13 11:25 PM
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM