次亜塩素酸、「お」をつけるかつけないか、睡眠の安全

  • 2017.03.13 Monday
  • 22:32

 「今年は花粉症、楽だなあ。目も鼻も大丈夫だし (^^)」 と思っていたら、1週間ぐらい前からじんましん…。私、じんましんと言ってもみみず腫れ状になるじんましんなので、顔に出ないように…と対処中。特に、首の後ろ側がすごい、紅白まだら模様のでこぼこになっています(泣)。

 

さてさて、すぎ先生と、ちえ(ともえ?)先生、遅くなってごめんなさい。次亜塩素酸、文章、睡眠です。

 

まずは、すぎ先生。

 

1、次亜塩素酸が調乳ポットに入ってたとニュースがあったとおもうのですが(1月頃?)、次亜塩素酸の保管方法について保育所で変えていく必要あるのでしょうか。子どもが触らないところに置いてますが。

 

 ニュースの件(「ニュース」ページの2016年、「事故などの事例」の12月21日を見てください)はどう考えても、おとなによる意図的な混入としか考えられません。ですから、子どもの手が届かない所に置く云々ではないと思います。

 ただ、子どもが(おとなも!)ペットボトルに分けられていた洗剤や農薬(の希釈物)を誤飲してしまった事例はあります。私は、「リサイクルのペットボトルで希釈液を保存したり、小分けしたりするのはやめて」とお伝えしています。ペットボトルは子どもにとって(おとなにとっても!)「飲んでいいもの」です。「外にマークや文字を書くから大丈夫」と思っていると書き忘れたりします。専用の希釈容器、小分け容器に入れて、できる限り、子どもの手の届かない所に置く。そして、できる限り、子どもが見ていない所、時間帯にその容器を使う。子どもは見ていて、「なにをしているんだろう?」と思うと真似をしますから。

 

2、文章について、(お)の使い方です。お友達お着替えお弁当などやたらと(お)が目立つことがあるのですが、お便りや保育記録に書く時どこまで(これはいらない)と教えるべきか迷います。(お集まり)は集まりに直しています。
また、(やる)という表現がよく見られます。書くとあまり良くない言葉に見えます。書き言葉として間違えではない様なので直す根拠が曖昧です。

 

 私が添削する時は、保護者が読み手の場合、おとなの日常の言葉で使わない「お」はできる限り削除します。「お弁当」はおとなも言うので「お弁当を広げました」。ですが、「着替え」「友だち」「朝の集まり」です。保護者はおとなですから。ただし! 保育士さんの中には、本当に本当に本当に品のいい文章を書く方がいます(きわめて稀ですが)。そういう方が、とってもきれいでやさしい文章の中で「お」を多用してもあまり気になりません。これは文章全体の中のバランスの問題です。

 「友だち」に関しては、私は別の意味で「濫用しないで」と言います。それは、こちらのページの「信頼をつくる」の真ん中へんに「『お友だち』と『子どもたち』」という項目がありますので、そちらをお読みください(=文章について書いているページです。リンクが開けなかったら、おっしゃってください)。

 「やる」は私自身、書き言葉の中では極力使いません。すぎ先生がおっしゃる通り、私も「品がない言葉」だと思うからです。ただ、「品がある、ない」は個々人の感じ方なので、私はこう言います。「やる、で全部表現していたらつまらないよね」と。上のリンクの中にも書いていますが、「〜して楽しみました」「〜で楽しんでいます」を乱発していたら、保護者は飽き飽きします。気持ちが悪くなります。「やる」はほぼすべて他の動詞(具体的な行動)で表現できるでしょう。「やる」を使わないで、他の動詞を使わないでも、「する」「した」と書けます(私は「する」「した」と書きます)。「今日は製作で〜をやりました」なら、「〜をしました」、または「今日は製作で〜を作りました」にできるわけです。私は書き言葉で「やる」「やった」を使いません。使わなくても文章は書けます。

 

3.すぎ先生の自治体、おっしゃっていただければ行きますよ〜 (^^)   個人サイトの「略歴と仕事」にメールアドレスが置いてあります。
 

そして、ちえ(ともえ)先生、

[お尋ね]

 私自身看護師としてどうしたらいいのかいつも悩んでいます。元気に登園してきたお子様たちを元気にお迎えの時にお返しするのが責任と思っています。しかし、現場は、ぎりぎりの人数で保育しています。掛札先生が話されていたように、午睡中に書類を書くためにパソコンを操作していたら、時間はあやふやになります。きちんと、時間ごとに睡眠確認してもらえていれば、それも、生きている確認をしてもらえれば・・・ですが。私の園は、できるだけ全クラスシーツ以外のバスタオルはやめていただくようにお願いしました。それは、幼児になると自分で布団を敷くのでぐちゃぐちゃです。また、四隅にゴムをつけた人は何年もたつとゴムが伸びてひっかっかるのです。いずれも、自治体によってきちんと考えて対応しないといけないのですね。有難うございました。

 

 ちえ先生、NPOのサイトの「3−1 睡眠中の安全」に書いていますが、アラーム(タイマー)を使ってください。100円のタイマーで十分です。眠っている子どもはこのぐらいの音では目覚めません。目覚めた子がいたとしたら、(たぶん)その子はもともと寝ていなかったんですから、他のどんな音でも起きます。「5分後には」がノートを書いていたら「15分」とかにすぐなってしまうのが人間の脳です。お子さんが亡くなって、「あの時、タイマーを使って5分ごとにチェックしていたら…」という後悔をしないために、タイマーを使ってください。

 

(これは12日に掲載した「新年度の睡眠の安全」をお読みになってのことだと推察しますが)

 タオルの件も、幼児も個別の睡眠チェックをするのかも、何歳まで途中、ひっくり返すのかも、全部、自治体に聞いてください。子どもを預かる責任は保育園だけが負うものではありません。自治体も国も責任があります。だから、「聞いたって答えてくれない」とあきらめることではありません。とにかく、保育現場が今、どれだけ大変かを訴え、その中で自治体や国がすべきことは要求していかなかったら、先生たちの心がつぶれます。なにより保育自体がやせていってしまいますから、子どもが影響を受けてしまいます。

 

 

コメント
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  • -
  • 2017/03/15 10:00 PM
ちえ先生からのコメントを下にコピーします。私が心配性すぎるのかもしれませんが、「絶対に本名で!」と書いていらっしゃらない限り、名前は隠させていただきます。
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いろんな情報をありがとうございます。本当にどうしたら、安全に保育ができて、安心して過ごせるのか不安でいっぱいです。担当課に研修の報告とともに改善のを要求しても、安全の領域は後回しが現実です。情けない限りです。しかし、そんなことばかり言ってはおられないので、タイマーの利用を提案したいと思います。有難うございました。
  • かけふだいつみ
  • 2017/03/16 3:15 PM
掛札先生、大変ご多用中にもかかわらず、ご回答ありがとうございました。文章について書かれている頁も参考にさせていただきます。「あーあるある」ということが多く感動しました。また、ふと悩んだら書き込ませてください。私も鼻と目の花粉症ピークです。じんましんもお辛いでしょうね。お大事になさってください。掛札先生の新しい本を楽しみにしております。
  • すぎ先生
  • 2017/03/19 4:33 AM
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  • -
  • 2017/03/19 10:12 PM
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  • 2017/05/25 9:36 PM
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