キッチンハイターで大丈夫?
- 2018.08.09 Thursday
- 17:46
研修会で、「ピューラックス等の代わりにキッチンハイターで大丈夫?」というお尋ねをいただきましたので、「保育の安全シート」等を一緒に作ってくださっている並木先生にお尋ねしました。
「『台所用漂白剤』と表示してあれば、塩素系の消毒剤ですから大丈夫。しかし、洗濯用のワイドハイターは酸素系なのでダメです。わかりやすく、『台所用』『漂白剤』というのが選ぶキーワードです。」だそうです。
ちなみに、泡のキッチンハイターについては、こちらにすでにあります通り、嘔吐処理用には適さないようです。
また、きのこ先生から泡キッチンハイターについては、次のようにも(下のスレッドに)コメントをいただきました。きのこ先生、ありがとうございます! 「ここにありますが」って、私、「ここ」にリンク貼ってなかったですね、ごめんなさい。上のリンクがそれです。
(きのこ先生から)
保育園看護師をしていて、園長より同様の質問があったのでメーカーに問い合わせした内容を共有します。
キッチン泡ハイターの嘔吐処理使用について、メーカー(アルボース)に問い合わせしたところ、キッチン泡ハイターなどの溶剤には含有内容に、次亜塩素酸ナトリウムの他に界面活性剤が含まれています。そのため、通常の嘔吐処理に使用するのは推奨していない。また、厚生労働省も次亜の希釈液の使用を進めていると回答がありました。
また、医療用の泡ハイター(花王、界面活性剤なし)も、嘔吐(酸性)に直接にかけること、塩素ガスの発生の懸念があるため嘔吐物を拭きとった後の消毒を想定しているとの回答でした。嘔吐物には0.1%次亜をかけるために希釈液を作成しなければならないのであれば、泡ハイターの使用意義も薄れるのかと思います。その都度希釈の必要がないので便利ではありますが、あくまで綺麗にして最後の消毒や、血液汚染後の消毒には適していると思います。キッチン泡ハイターでなはく、医療用泡ハイターに関しては、使用方法が区別しっかりできれば、使用しても良いのかもしれないなと思っています。ちなみに、開封後は2年まで使用可能なようです。
メーカーに問い合わせされるのが一番確実だと思いますが、参考までに。
メーカーに問い合わせた結果が載っていました。ピューラックスとピューラックスSの違いです。でも、ネットで見ると、キッチンハイターを食品に使っているようですが…。
https://eichie.jp/qa/?action_qa_detail=true&qa_id=10450
ありがとうございます。
調理室内はピューラックスSが無難なようですね