1)嘔吐処理に関するお答え。2)与薬に関するお尋ね

  • 2017.07.08 Saturday
  • 22:27

申し訳ございません。6月後半は、日本に帰国して以来、最悪の仕事量で、ひどい睡眠不足でした(私の弱点は睡眠不足)。NPOサイトの最低限の更新と新刊の発行準備と、プール前の研修会のため、こちらを完全に置き去りしておりました。ごめんなさい。まだ睡眠不足ですが、ようやく復活しました。

あ、おまけ。かよお先生からこんなコメントもいただきました。嬉しいです〜。かよお先生、皆さま、拙著について疑問やらなにやらありましたら、いつでも書き込んでくださいませね (^^)

「研修後に注文した本が送られてきて、繰り返し読みました。ほっこりする挿し絵、文章に癒されまくりました。ありがとうございます。
自分自身の物事の捉え方を変えて、ストレスを味方につけて生きていきたいです。マインド・フルネストレーニング、やってみてます。呼吸、呼吸。」

 

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では、表題の通り、2つです。

 

1)「内科医ママさん」から、嘔吐処理についてお答えをいただきました。ありがとうございます!

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こんにちは。掛札先生にいつも大変お世話になっておりますので、こんな時くらい役に立たねばと出て参りました。既に何名かの方が回答されていますが、私からもお伝え出来たらと思います。

.ッチン泡ハイターは泡状にすることで局所の密着性を高めた商品ですので、嘔吐下痢で汚染されたところ全てを消毒するためには、CMのまな板みたいに泡を塗り広げなければならず、現実的ではありません。詳しく書くと長くなるのですが、嘔吐下痢に関してということであればむしろ使いづらいのではと個人的には思います。

▲團紂璽薀奪スはアルカリで誤飲すると大変なので手の届かないところにお願いします…

バケツの中に汚染衣類を他の子の衣類と一緒にいれるという意味ならば、それは感染を広げているのと同じです。
片付ける人はマスク、使い捨て手袋(あれば使い捨てエプロン)をして、汚染衣類は洗わずにすぐにビニールへ。口を静かに縛って出来れば袋は二重。トイレの奥など人の出入りのないところにバケツなどをおき、二重のビニール袋に入れた汚染衣類を入れて蓋をする。手をよーーーく洗う。閉園後バケツをハイター消毒する。
保育園ではこれくらいですかね…。ノロをはじめとする胃腸炎を引き起こすウイルスは体外を出てもなかなか不活化されないものが多いので、きちんと対策をとらないと爆発的に広がります。

感染症は「1つ1つの病原体の特性を知り、適切処置をする」ということが大切なので(結構無効な処置を頑張っていることがありますね…)、一冊本を買って辞書がわりに置いておくといいかなと思います。
オススメは下記ですが(病原体ごとに環境や衣類、隔離などについて書いてあります)、医学書で一部内容が専門的なので、わからない部分があれば園医や保健所、看護師のママなどに聞いてみてください。

『小児感染対策マニュアル』(株式会社じほう、2015)
http://www.jiho.co.jp/shop/list/detail/tabid/272/pdid/47769/Default.aspx

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2)続いて、与薬についてお尋ねです。A先生、遅くなってしまって本当にごめんなさい!!

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 保育士をしております。現在勤務している保育園では、保護者からの依頼表を貰って園児に薬を飲ませたり、軟膏を塗ったりしています。ところが、28年度末に系列園から「29年度から薬は止めていくことにする」という連絡が入り、急きょ対応を迫られ保護者には、おたよりや口頭で「なるべく避けて欲しい」旨を伝えました。徹底するには時間がかかると思っていたので、現在も依頼表を持参する家庭には対応していたのですが、系列園では、園だよりで周知していきなり止めてしまったらしく、系列園に入園させている保護者から、直接争いたくなかったのか、当園に強い形の質問が寄せられてきて少々困っています。

 

 私は「医師法第17条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第31条」の解釈により、基本的には与薬は禁止というのは知っていますが、依頼表を使用して、条件がそろえば与薬も可能だという情報も聞いたことがあり、今一つ自信がありません。

 既にご質問の保護者から不信を抱かれているので、きちんとした理由を挙げてお返事をしたいですし、当園の保護者にも薬対応を止めるなら、納得いく説明をして止めたいと思っています。しかし、名指しされている系列園に直接聞くことに躊躇いがあって聞けないでいます。


 そこで、与薬について詳しい知識をお持ちの方がいらっしゃったら、保育園での与薬について教えていただきたいのですが・・・皆さんは、薬の対応をどうなさっているでしょうか?

 

 

コメント
A先生、

保育保健協議会はこうですね。
http://www.nhhk.net/health/02_01.html

こういうのもみつけました。
http://www.eqg.org/oyanokai/talk_touyaku.html

私が知る限り、与薬は「原則禁止」です。園によってはその後に「応相談」があるところもありますが。ほんとにバラバラです。上の座談会(?)にもありますが、人間、絶対にミスをするので、そもそも保育者の仕事ではない与薬をしてミスをした時に、それを保育者の責任と言われてしまうのは…です。

保育園看護師さんたちに振ってみましょう…。でも、もともと「1回飲まなかったら大変」とか「他の子どもが飲んでしまったら大変」みたいな薬は処方しないはず…。あ、でも、「1回分」と思って保護者が持ってきた薬が実は数日分だった、という事例はありますね。これは危ない…。

保育園看護師さんたち〜、園長先生たち〜、ご意見ください。
  • かけふだいつみ
  • 2017/07/10 3:55 PM
管理者の承認待ちコメントです。
  • -
  • 2017/07/12 3:45 PM
お世話になっております。またしゃしゃり出てきました。
保育園事情はわからないので、医学的な観点から。

保育園で与薬しているのは一般的に風邪薬や抗生剤、整腸剤などが多いかと思います。
子供に出す抗生剤は1日3回の方が血中濃度的に好ましいものが多いです…
が!1日量を三等分するのでなく二等分して(朝晩)処方するのは小児科では特に園児に対してはごくごくありふれたことです。
(理論や信念から『絶対3回!』という先生もいるので、そこは交渉次第ですが…)
医者であり園児のママという立場からは、確かに3回に越したことはないけれど、現実的には朝晩2回というのは良い落とし所ではないかと思います。
なので、『昼の薬が…!』という保護者からの訴えには、小児科で朝晩にしてもらえないか検討してもらうことは選択肢に挙げられるかもしれません。
風邪で使う薬で卵の成分含むものもありますし(誤薬やこぼれると大変)、何にせよ与薬は減らせるに越したことはないです。

問題になるのは、そういう一時的な薬でなく、持病に対していつも飲んでいる薬です。
保育園に通えるレベルだと具体的にはてんかん、重症喘息、一部の免疫疾患など。これらに関しては例外的に昼の与薬があれば認めざるを得ない場合があるかと思います。
昼の与薬がないことでどれくらい重篤なことが起こりうるか、は個々のケースでかなり異なると思われますので、かかりつけ医、園医とも十分に相談が必要です。
いっしょくたに『全部ダメ!』だと、むしろ園の首を絞める可能性もあるかと思われますので、医学的なことに関しては専門家の意見を入れることをオススメします。
  • 内科医ママ
  • 2017/07/12 10:19 PM
管理者の承認待ちコメントです。
  • -
  • 2017/07/14 10:49 AM
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