散歩の安全(マダニ)

  • 2018.06.15 Friday
  • 09:55

ナカ先生からお尋ねです。

 

散歩の安全について、最近とても悩んでいることがあります。
園庭は草場がないので、虫や草花との出会いを求めてすぐ近く(子どもたちと歩いて5分)の川沿いの遊歩道の草はらに通っています。園から近いですし、自然との関わりが持てて良いなと思っていたのですが、ある日「ここで遊ぶのがダメってわけじゃないんだけど、、マダニがいるから気をつけてね」と通りかかり(・・というか、おそらくその草はらに自分の好きな草花を植えている近所の人だと思います。)に言われました。(なので、「その草はらで遊んで欲しくない」という気持ちでおっしゃった可能性もあります。)

マダニ、、本当にそこに生息しているのかどうかは分かりませんが、調べれば調べるほど怖いです。その対策としては、長袖長ズボン、靴下などで対策すれば、草はらで遊んで良いものなのでしょうか。

“草はらで遊ぶ”という、いたって“普通”な戸外での活動ですが、場所によってみなさんは服装などの配慮をなさっているのでしょうか?(すべきなのでしょうか?)

 

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マダニ、川原にも十分いますよ。ライム病も媒介しますし、「最新情報」に載せた通り、急性の麻痺も起こるようです。

こちらに、わかりやすい資料がありました(国立感染症研究所)。注意や予防法はこの資料に書いてある通りです。気象変動のせいか、マダニ被害は増えているようですし。

 

ただ、外へ遊びに行くという価値を考えれば、「行かない」ということはないと私は思います。ただ、草むらへ行くのに半袖半ズボンというのはそもそも間違いなので、長袖長ズボンは当然かと。「長袖長ズボンではとても暑い」という日に川原の草むらに行くのは、(熱中症予防上)誤りでしょうし。

 

世の中に「いいこと(価値)」しかない状況やモノはありません。「いいこと(価値)」があったら「リスク」もあるのです。保護者には、「〜なので、遊歩道へ行きます。蚊やマダニなどの危険もありますので、このような予防方法を取ります」というリスク・コミュニケーションをしてください(「コミュニケーションに関するトピックス」のB−1にあるようなもの)。「遊歩道の草むらで遊ぶことは価値なのだ」と保護者が理解すれば、リスクも理解するはずです。「蚊もダメ。マダニなんてとんでもない!」という保護者がいたら、「では、〇〇さんのお子さんは、お散歩に行かず、園内で過ごすということでよろしゅうございますか?」と確認するしかないでしょう。それでも無理にその子を連れていくことはお勧めしませんし、人間、価値とリスクをきちんと提示されて、価値がある認めれば、リスクは積極的にとるものなので(個人差はありますし、リスクにもよりますが)。

運動会の熱中症について(小学校)

  • 2018.06.15 Friday
  • 09:39

下のアキ先生のところ、私のお答えとの間に区切りがなく、見えづらくて申し訳ありませんでした。直しました。

 

さて、なお先生からのお尋ねです。他にも同じような経験をなさっている方がいるのではと思います。

 

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先日、我が子の小学校の運動会が行われました。

 ̄蠹群爾濃劼匹眞は出番以外は日陰はない場所での観覧でした。服装は半袖半ズボンと、紅白帽(日よけなし)です。来賓や敬老席にはテントが用意され日陰でした。
⊃綸はお茶か、水と指定されています。
A干愬閉会式3時までの参加です。
(炎天下での閉会式に20分かかり、挨拶や万歳三唱など、私もうんざり・・・)

あまりにも酷だと感じたので、学校への提案をしようと思っています。
,紡个靴
子どもにも日よけテントを用意したらどうか?
(命とレンタル費用とどちらが大切?)
▲好檗璽張疋螢鵐も可にしてはどうか?
D祿愬は午前中だけの参加ではどうか?

実現されるかどうかは、わかりませんが、一石を投じたい気持ちです。
先生のご意見を伺いたくよろしくお願いします。

 

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スポーツドリンクについてはいろいろな意見があって、私はなんとも言えませんが、ここの真ん中あたりに「水分補給」について以前書いたものがあります。

 

炎天下で、ずっと日が当たる場所にい続けるというのは、絶対になんとかしたほうがいいと思います、全学年について。「安全に関するトピックス」の冒頭に「熱中症予防マニュアル」と「予防指数」のリンクがあります。すでに運動会は終わってしまったようですが、当日と同じぐらいの天候の日にWBGTを見てください。それが「注意」以上だったら「危険だった」のです。5月、6月は熱中症が起こらないというのは嘘です。WBGTが高い日もありますし、多少低くても、からだはまだ暑さに慣れていませんから。

 

小学校が「これまで大丈夫だったのだから」を変えるのは、なかなか難しいと思います。ただ、「誰かが亡くなってからでは遅い」とおっしゃってください。それでも変えない状況はたくさんあり、結果、亡くなっているケースもあるわけですが…。

「3000万語」の感想。散歩の安全

  • 2018.06.09 Saturday
  • 18:10

1)ゆき先生から、『3000万語の格差』にこんな感想をいただきました。嬉しいです〜! ありがとうございます!

 

 本を読むのが好きな保育士です。図書館でいろいろ探しては、おもしろそうだな〜と思う本を借りてきては読んでいます。内容に説得力があり、興味をもってぐんぐん読んでいきました。ただ、途中、難しいことが書いてあり、理解するのに、2度読みしているうちに集中力がなくなって、完璧理解はできずで残念したが。
 「応答的な関わりが大事だよね」とよく、仲間で話をしていましたが、その理屈を今ならわかりやすく、保護者に伝えられそうです。大変参考になりました。
 最後の方に書いてありました保育についての考え方も「そう、そう、そうなんです〜」と叫びたいぐらい同感しました。もっと保育を大事にしたいと思いました。また、ここで掲載されている内容から安全に対する情報を集めたり、学んだりしてがんばります。

 

2)アキ先生からのご質問

 

 いつも拝見させていただいております。先日は研修会で貴重なご講義ありがとうございました。私立保育園の看護師をしております。2点ご質問させてください。

 1点目:お散歩に行く際、歩き方(お子さんの年齢、保育者の配置など)安全基準はありますか? 当園では園庭があり、戸外遊びを重点的に行っておりますが、園の外にお散歩に行く際に、どうやって歩くか(お子さん同士で手を繋がせるか等々)はかなり該当保育士の考えに左右されます。保守的な保育士と楽観的な保育士ではお子さんの歩かせ方にかなり差があり、またそれを指摘できない風潮もありますので、歩き方の安全基準があれば統一できるかと思い、ご質問させていただきました。
 2点目:ヒヤリハットの共通理解が難しく、タイムリーな共通理解も困難(保育士の考え、環境等々様々な壁があります)なため、同じようなヒヤリハットが多発しています。ヒヤリハットレポートについても看護師管理で、保育士は月1度の提出をそつなくこなせばいいや…という姿勢が見て取れます。事例検討や朝礼での周知、クラスへの指導等行っていますが、なかなかうまくいかず、事務所に掲示し、職員会議で話しをしても、意識の高い人しか見ない…という現象が起き、このままでは重大事故が起きてしまうのではと危機感があります。何かいい方法があればご教授ください。お忙しいとは思いますが、よろしくお願いいたします。

 

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 まず、散歩ですが、安全基準自体はどこにもありません。一時期、いろいろな園のお散歩にくっついて歩かせていただくことがありました。そうすると…

・手をつなぐと、子どもが「共倒れ」になることがある

・「この2人が手をつなぐと、片方が共倒れになりやすい」という組み合わせがある(片方が走り出すタイプとか、急に止まるタイプとか)

→ なので、必ずしも、いつも手をつながせることが良いわけではない(一人で歩いたほうが安全で、一人で歩いても大丈夫な場所)

→共倒れになったとしても、手をつないでいれば、急に走り出したりして危ない時の抑制にはなる、という考え方もある

 そうすると、「手をつなぐことによる価値」と「手をつなぐことによるリスク」を天秤にかけて、「この場所は手をつなぐ」「この場所は一人でもいい」「この子は保育士が手をつなぐ」といった判断をするしかないのではないかと思います(…というか、すでに、していらっしゃるのではないかしら)。

 私個人としては「いつでもとにかく手をつながせる」というのは、変かなと。子どもだって自分のペースで歩きたいでしょうし、緑道などのようにある程度、安全な場所なら、列が長くなりすぎないようにしつつ、自由に歩かせてあげたらいいように思うのですけれども…(私が想定しているのは、都市部で歩道や緑道などを通って公園に行くようなことを想定しています。農業地帯で歩道がない、車道の横に用水路があるといった場合は違ってくると思います。アキ先生、ご意見をください。

 

 ヒヤリハットですが、「悪いこと」という枠組みで出してもらうと、人間、なかなか出しません。そうではなく、「報告してくれてありがとう」を増やそうという枠組みにしてはいかがでしょうか。「安全に関するトピックス」の1−1(気づきを活かす)に書いてある内容なのですが、こちらはお読みになっていただけたかしら? 特に、「落ちているものや破損している箇所」などの気づきは、誰も責めない気づきが多いので、「とにかく出す!」という空気を作るには効果があります。こちらも、アキ先生、ご意見をくださいませ!

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