餅つき(再掲)

  • 2018.07.10 Tuesday
  • 15:43

研修会で「餅つき」についてお尋ねがありましたので、餅つきの記事を再掲します。

こちらです(2015年11月9日)

 

どなたか、下の「抹茶」、ご意見をください!

 

かけふだ

幼児プールの塩素について & 抹茶のカフェイン

  • 2018.07.08 Sunday
  • 10:08

幼児プールの塩素については、NPOサイトのトップページ、「更新とお知らせ」の下の「最新情報と大切な情報」に書きました。そちらをご覧ください。

 

もうひとつ、りょう先生からお尋ねをいただきました。これ、私にはネット上にある程度のことしかわかりません! どなたか教えてくださいませ。

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先日、「幼児のカフェイン摂取に注意」という記事をみつけました。この記事によるとお茶(玉露)のカフェイン量が最も高く、コーヒーが60mgでお茶が160mgでありました。しかし、お茶にはタンニンという成分が含まれており、そのタンニンによってカフェインが緩和されるという話も聞きました…。
そこで、問題を感じているのが当園で行っている「お茶の稽古」、子ども達が自らお茶(抹茶)を立て、飲む。というもの。抹茶を飲むということについて「お茶の稽古」のリスクになりますでしょうか?

「適性を欠く職員」の周囲がつぶれる

  • 2018.07.04 Wednesday
  • 19:19

ゆきこ先生からのお尋ねです。

 

ーーーー

 

『保育者のための心の仕組みを知る本』を読みました。保育士を25年以上していますが、本当にストレスを抱え込んでしまう職種だと思います。私が仕事を始めたころは、ストレスはありましたが、職場の先輩たちとのたわいないコミュニケーションの中で、本に書いてあったような“受け止めては流す”が自然にできていたように思いました。でも、今は業務が多いこと、個人を大切にする雰囲気の中でストレスは自分で減少させるかやる気のスイッチとして切り替えていくしかないように思いました。子どもたちって不思議、すごい、パワーあるなど思って保育士をしている若い人たちが、ストレスに押しつぶされないように陰ながら応援しています。


一つ、気になることがあり質問です。この本の解説の中、「*25」に保育者の適性を欠く人を保育現場に入れることは、周囲の職員の疲弊を招きます。そして、子ども一人ひとりをみた関わりができない保育者は、保育の質どころか、子どもの命を守ることもできません、とあります。私はまったくその通りだと考えます。どうしてこうなってしまうのか、背景はその続きに書いてあり、悪循環というか、浅はかというか、なんとかして〜と叫びたいぐらいです。

 

で、質問ですが、私も以前関わる中で適正に欠けている人と仕事をし、まわりの方がおかしくなってしまいました。そういう人は、気が付いていないというか、気にしていないのか、助言をすれば、非難されたと攻撃してくるため、何も言えません。本人もそういった自信のない中で仕事をしても楽しくないと思います。なにか、他に合っている仕事をした方がいいのではないかと思います。それに気が付いてもらえる方法はありませんでしょうか?なにか、アドバイスをいただけるとありがたいです。

 

ーーー

 

保育者の適性の話は、「3000万語の格差」サイトに書きますが(なんとか、夏には)、明らかに欠く人がいます。もう、適性を欠く人がいない園を探すほうが難しいんじゃないかと思うくらい。皆さん、同じように悩んでらっしゃいます。

 

まず。本人はほぼ気づきません。「自分も育たなきゃ」と思っているなら、(なんの仕事であれ)なんとかなるかもしれません。でも、「自分は問題なし」と思っている人では無理。保育も安全も「自分はこれでOK」と思っている人は最悪。でも、本人は気づかない。それによってまわりがつぶれてしまう。

 

じゃあ、どうするか。私が「最後の手段」と言っているのは、「その人によってまわりがつぶれないよう、そちらのケアをしっかりすること」です。民間園であっても、職員を辞めさせることは容易ではありませんから、そこはしかたない、はっきり言って「あの人がいい職員だとは私たちは思っていない。でも、どう働きかけても変わらないから、反面教師として使っていこう」と見方を変えることです。

 

もうひとつ、その職員の子どもに対する言動や行動が悪い場合には、「保護者が言っている」という伝え方をすることです。本当に保護者が「あの先生はちょっと…」と言ってくることも多々あります。まだ言われていなくても、早晩、言われるでしょう。だから、誰からとは決して言わず、「保護者の人が『あのクラスの先生、言い方(子どもとの関わり)が怖いね』って言ってたよ」と。「そんなことないです」「私(僕)、ちゃんとできてます」と言われたら、「いや、あなたがどう思っているかじゃなくて、現実、そういうふうに言われているわけだから」と。

 

自分の言動や行動を意識できない人が保育をしては、本来、いけないのです。でも、現実、それをできない人がたくさんいる。それだけは事実です。

 

いかがでしょうか? 皆さん、ご意見をお聞かせください。

散歩の安全(マダニ)

  • 2018.06.15 Friday
  • 09:55

ナカ先生からお尋ねです。

 

散歩の安全について、最近とても悩んでいることがあります。
園庭は草場がないので、虫や草花との出会いを求めてすぐ近く(子どもたちと歩いて5分)の川沿いの遊歩道の草はらに通っています。園から近いですし、自然との関わりが持てて良いなと思っていたのですが、ある日「ここで遊ぶのがダメってわけじゃないんだけど、、マダニがいるから気をつけてね」と通りかかり(・・というか、おそらくその草はらに自分の好きな草花を植えている近所の人だと思います。)に言われました。(なので、「その草はらで遊んで欲しくない」という気持ちでおっしゃった可能性もあります。)

マダニ、、本当にそこに生息しているのかどうかは分かりませんが、調べれば調べるほど怖いです。その対策としては、長袖長ズボン、靴下などで対策すれば、草はらで遊んで良いものなのでしょうか。

“草はらで遊ぶ”という、いたって“普通”な戸外での活動ですが、場所によってみなさんは服装などの配慮をなさっているのでしょうか?(すべきなのでしょうか?)

 

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マダニ、川原にも十分いますよ。ライム病も媒介しますし、「最新情報」に載せた通り、急性の麻痺も起こるようです。

こちらに、わかりやすい資料がありました(国立感染症研究所)。注意や予防法はこの資料に書いてある通りです。気象変動のせいか、マダニ被害は増えているようですし。

 

ただ、外へ遊びに行くという価値を考えれば、「行かない」ということはないと私は思います。ただ、草むらへ行くのに半袖半ズボンというのはそもそも間違いなので、長袖長ズボンは当然かと。「長袖長ズボンではとても暑い」という日に川原の草むらに行くのは、(熱中症予防上)誤りでしょうし。

 

世の中に「いいこと(価値)」しかない状況やモノはありません。「いいこと(価値)」があったら「リスク」もあるのです。保護者には、「〜なので、遊歩道へ行きます。蚊やマダニなどの危険もありますので、このような予防方法を取ります」というリスク・コミュニケーションをしてください(「コミュニケーションに関するトピックス」のB−1にあるようなもの)。「遊歩道の草むらで遊ぶことは価値なのだ」と保護者が理解すれば、リスクも理解するはずです。「蚊もダメ。マダニなんてとんでもない!」という保護者がいたら、「では、〇〇さんのお子さんは、お散歩に行かず、園内で過ごすということでよろしゅうございますか?」と確認するしかないでしょう。それでも無理にその子を連れていくことはお勧めしませんし、人間、価値とリスクをきちんと提示されて、価値がある認めれば、リスクは積極的にとるものなので(個人差はありますし、リスクにもよりますが)。

運動会の熱中症について(小学校)

  • 2018.06.15 Friday
  • 09:39

下のアキ先生のところ、私のお答えとの間に区切りがなく、見えづらくて申し訳ありませんでした。直しました。

 

さて、なお先生からのお尋ねです。他にも同じような経験をなさっている方がいるのではと思います。

 

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先日、我が子の小学校の運動会が行われました。

 ̄蠹群爾濃劼匹眞は出番以外は日陰はない場所での観覧でした。服装は半袖半ズボンと、紅白帽(日よけなし)です。来賓や敬老席にはテントが用意され日陰でした。
⊃綸はお茶か、水と指定されています。
A干愬閉会式3時までの参加です。
(炎天下での閉会式に20分かかり、挨拶や万歳三唱など、私もうんざり・・・)

あまりにも酷だと感じたので、学校への提案をしようと思っています。
,紡个靴
子どもにも日よけテントを用意したらどうか?
(命とレンタル費用とどちらが大切?)
▲好檗璽張疋螢鵐も可にしてはどうか?
D祿愬は午前中だけの参加ではどうか?

実現されるかどうかは、わかりませんが、一石を投じたい気持ちです。
先生のご意見を伺いたくよろしくお願いします。

 

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スポーツドリンクについてはいろいろな意見があって、私はなんとも言えませんが、ここの真ん中あたりに「水分補給」について以前書いたものがあります。

 

炎天下で、ずっと日が当たる場所にい続けるというのは、絶対になんとかしたほうがいいと思います、全学年について。「安全に関するトピックス」の冒頭に「熱中症予防マニュアル」と「予防指数」のリンクがあります。すでに運動会は終わってしまったようですが、当日と同じぐらいの天候の日にWBGTを見てください。それが「注意」以上だったら「危険だった」のです。5月、6月は熱中症が起こらないというのは嘘です。WBGTが高い日もありますし、多少低くても、からだはまだ暑さに慣れていませんから。

 

小学校が「これまで大丈夫だったのだから」を変えるのは、なかなか難しいと思います。ただ、「誰かが亡くなってからでは遅い」とおっしゃってください。それでも変えない状況はたくさんあり、結果、亡くなっているケースもあるわけですが…。

「3000万語」の感想。散歩の安全

  • 2018.06.09 Saturday
  • 18:10

1)ゆき先生から、『3000万語の格差』にこんな感想をいただきました。嬉しいです〜! ありがとうございます!

 

 本を読むのが好きな保育士です。図書館でいろいろ探しては、おもしろそうだな〜と思う本を借りてきては読んでいます。内容に説得力があり、興味をもってぐんぐん読んでいきました。ただ、途中、難しいことが書いてあり、理解するのに、2度読みしているうちに集中力がなくなって、完璧理解はできずで残念したが。
 「応答的な関わりが大事だよね」とよく、仲間で話をしていましたが、その理屈を今ならわかりやすく、保護者に伝えられそうです。大変参考になりました。
 最後の方に書いてありました保育についての考え方も「そう、そう、そうなんです〜」と叫びたいぐらい同感しました。もっと保育を大事にしたいと思いました。また、ここで掲載されている内容から安全に対する情報を集めたり、学んだりしてがんばります。

 

2)アキ先生からのご質問

 

 いつも拝見させていただいております。先日は研修会で貴重なご講義ありがとうございました。私立保育園の看護師をしております。2点ご質問させてください。

 1点目:お散歩に行く際、歩き方(お子さんの年齢、保育者の配置など)安全基準はありますか? 当園では園庭があり、戸外遊びを重点的に行っておりますが、園の外にお散歩に行く際に、どうやって歩くか(お子さん同士で手を繋がせるか等々)はかなり該当保育士の考えに左右されます。保守的な保育士と楽観的な保育士ではお子さんの歩かせ方にかなり差があり、またそれを指摘できない風潮もありますので、歩き方の安全基準があれば統一できるかと思い、ご質問させていただきました。
 2点目:ヒヤリハットの共通理解が難しく、タイムリーな共通理解も困難(保育士の考え、環境等々様々な壁があります)なため、同じようなヒヤリハットが多発しています。ヒヤリハットレポートについても看護師管理で、保育士は月1度の提出をそつなくこなせばいいや…という姿勢が見て取れます。事例検討や朝礼での周知、クラスへの指導等行っていますが、なかなかうまくいかず、事務所に掲示し、職員会議で話しをしても、意識の高い人しか見ない…という現象が起き、このままでは重大事故が起きてしまうのではと危機感があります。何かいい方法があればご教授ください。お忙しいとは思いますが、よろしくお願いいたします。

 

------

 まず、散歩ですが、安全基準自体はどこにもありません。一時期、いろいろな園のお散歩にくっついて歩かせていただくことがありました。そうすると…

・手をつなぐと、子どもが「共倒れ」になることがある

・「この2人が手をつなぐと、片方が共倒れになりやすい」という組み合わせがある(片方が走り出すタイプとか、急に止まるタイプとか)

→ なので、必ずしも、いつも手をつながせることが良いわけではない(一人で歩いたほうが安全で、一人で歩いても大丈夫な場所)

→共倒れになったとしても、手をつないでいれば、急に走り出したりして危ない時の抑制にはなる、という考え方もある

 そうすると、「手をつなぐことによる価値」と「手をつなぐことによるリスク」を天秤にかけて、「この場所は手をつなぐ」「この場所は一人でもいい」「この子は保育士が手をつなぐ」といった判断をするしかないのではないかと思います(…というか、すでに、していらっしゃるのではないかしら)。

 私個人としては「いつでもとにかく手をつながせる」というのは、変かなと。子どもだって自分のペースで歩きたいでしょうし、緑道などのようにある程度、安全な場所なら、列が長くなりすぎないようにしつつ、自由に歩かせてあげたらいいように思うのですけれども…(私が想定しているのは、都市部で歩道や緑道などを通って公園に行くようなことを想定しています。農業地帯で歩道がない、車道の横に用水路があるといった場合は違ってくると思います。アキ先生、ご意見をください。

 

 ヒヤリハットですが、「悪いこと」という枠組みで出してもらうと、人間、なかなか出しません。そうではなく、「報告してくれてありがとう」を増やそうという枠組みにしてはいかがでしょうか。「安全に関するトピックス」の1−1(気づきを活かす)に書いてある内容なのですが、こちらはお読みになっていただけたかしら? 特に、「落ちているものや破損している箇所」などの気づきは、誰も責めない気づきが多いので、「とにかく出す!」という空気を作るには効果があります。こちらも、アキ先生、ご意見をくださいませ!

ゼロ歳児の睡眠の体の向きについて

  • 2018.06.05 Tuesday
  • 22:44

皆さま

 

 下の「ベビーラックについて」、ご意見を書き込んでください。掛札名物(?)の「お互いさまなんだから、書いてよ!」叫びが出る前にお願いいたします。ただ読むだけでお返ししないなら、あなたが質問した時にも誰も答えてくれないと思ってくださいね(←すでに叫んでるじゃないか、自分)。

 

 さて、研修会後の質問と、R先生にいただいた質問についてお答え。

 

1)うつぶせ寝が危ないというけれど、あおむけ寝に比べて、どれくらい危険なのか?

 ゼロ歳児の場合、「家庭で寝かしつける時は、必ずあおむけ寝で」キャンペーンに各国が取り組みました。それによってゼロ歳児の死亡が減ったという研究結果から数字は出ています。「3.5倍から9.3倍」「1.7倍から12.9倍」など、パパッと探しただけでも出てきます。幅はありますが、低くても2倍、高ければ10倍の危険性の違いがあるということです。

(見たのはこの2つ)

https://rednose.com.au/article/why-back-to-sleep-is-the-safest-position-for-your-baby

https://www1.nichd.nih.gov/sts/campaign/science/Pages/backsleeping.aspx

 

2)横向きは安全なのか?

 欧米の場合、ゼロ歳児は「寝かしつけは仰向け寝」、横向きもダメです。横向きはうつぶせに移行する可能性があるからです。リスクが何倍かというのを、今すぐ見つけられないのですが、欧米の論文は複数、「横向きも睡眠中の死亡のリスク」という結果を出しています。ただ、これは家庭の話なので(上のこともそうです)、日本の保育園でどうかとなるとまた別の話になるかもしれません。でも、「横向きも安全ではないんだ」という見方は、絶対にしておくべきです。

ベビーラックについて

  • 2018.05.31 Thursday
  • 23:44

1)えーと、まず、よぴ先生(下の「虫よけ」の件)、別のところからもお問い合わせが来ているので、とにかく書いて「コミュニケーションに関するトピックス」のB−1に載せますね (^^)

 

2)えりこ先生、ありがとうございます。ファックスででも市にお送りしては?(←個人メッセージ)

 

3)ピュア先生からお尋ねをいただきました。

----

園長を務めております。職員より、0歳児クラスにベビーラックが欲しいと連日訴えがあります。睡眠時間が短い現在4か月になるお子さんをお預かりしていて、そのお子さんの入眠時やみんなが遊んでいる輪の中に入れてあげたいという理由からです。6人に対して2名の担任の他、看護師も殆ど保育に入り、食事介助時は1対1を確保するため私も入り、4人態勢で行っております。人が必要ならいつでも事務所に内線するように話していますが人の問題ではないと言っています。


4か月になると動きも出てきますし、身動きが取れないラックの中にいるより担任の膝で抱っこされてみんなの輪に入る方が安全だと考えます、更にラックの中のタオルが顔に覆いかぶさる危険も説明しましたが理解してもらえません。掛札先生のお考えをお聞かせください、よろしくお願いいたします。

----

最後のラックのタオルの部分の懸念はわかりますが、「保育士が横にいるのだから」という気持ちはあると思います。でも、そこではなくて、4か月児にラックを使うこと自体、ですよね…。うーん、これは保育そのものだ。誰か、答えてください!!! 答えて、お願い。

虫よけ、日焼け止めを預からない件(手紙)。SIDSについて

  • 2018.05.21 Monday
  • 23:00

2つをまとめて掲載しますね。

 

1)こちらは先日、すでに掲載したもの。よぴ先生から質問をいただきました(よぴ先生、お返事をくださいませ!)

 私もちょうど、「虫よけ剤」についてお手紙のひな型を書こうと思っていたところだったのですが、よぴ先生、まず、私からも質問です。先生の園では「なぜ?」虫よけと日焼け止めを預からないのですか? その理由がわからないと、どのような内容で書いたらいいのか、私もわかりません…。他の先生方も、「自分の園はこういう理由で預からない」「こういう理由で、〇〇だけは預かる」「家でつけてきて」など、園の決まりとその理由を教えてください! 皆さんからいろいろな決まりと理由を教えていただければいただけるほど、ひな型は多様化でき、みんなが使えるものになります。「これが正解」という答えは、この件にはないので。よろしくお願いいたします!

----よぴ先生の質問----

こんにちは。質問があります。
私の保育園では、虫除けの物と、日焼け止めは預からないことになっています。
そのお便りを描くのですが、どのような内容で書いたらいいのか教えてください。よろしくお願いします。

 

2)にし先生(看護師さん)からご質問をいただきました。

-----

「園内会議でSIDSについて学習をするため、資料を作成しています。内閣府の出している保育所死亡事故の報告の中で、平成28年度の死亡原因について「その他」が最も多いのですが、「その他」に含まれている事例について、もし情報がありましたら教えていただきたいと思っております。お忙しい中恐れ入ります。どうぞよろしくお願い致します。

-----

以下、お答えです。

 

にし先生、

 

 ご質問、ありがとうございます。

 SIDSというのは、1歳未満の子どもが「原因不明」で亡くなり、なおかつ、基礎疾患や異常が認められなかった時に使われる、簡単に言えば「死因」の名前です。SIDSは「病気」と説明されがちですが、決まった病態があるわけではなく、「わからない」を1歳児未満について言い換えたものです(厚生労働省のページ)。
 

 そして、死因というのは、看護師さんはご存知の通り、決して簡単には判断できません。日本の場合、明らかに自然死ではない死亡で、虐待等が疑われる時でさえ解剖されないことも多く、死亡診断書に書かれた死因(不詳の死、不明など)が死因とされがちです。死亡診断書はあくまでも戸籍から抹消するための手続き上のものであり、医学的に判断されたものとは言い難い(厚生労働省の研究班のお手伝いをして、このことがよくわかりました)。検死をせず、死亡診断書に書かれた死因が最終的な死因とされてしまうという日本のシステム自体、誤りなのです。

 

 ですから、内閣府(かつては厚生労働省)が出している統計の中で「SIDS」と書かれているものと「その他」の間に、病態上、違いがあるかどうかは、まったくわかりません。同じ「原因のわからない死亡」であっても、死亡診断書上は「SIDS」だけでなく「不詳の死」「不明」とも書かれる可能性があるからです。あるいは、まったく別の「死因名」かもしれません…。

 

 当NPOサイトの「ニュース」で、過去の睡眠中の死亡事例をご覧ください。または、「リンク」の冒頭に置いてある最近の死亡事故検証報告書のうち、睡眠中野死亡のものもご覧ください。報道や検証で表に出ているのは、私が知る限り、それだけです。ただし、検証がなされたものが死亡診断書上(=内閣府の統計上)、なんという名前でカウントされているかはわかりません。「SIDS」かもしれませんし、「不詳の死」かもしれませんし、他の何かかもしれません。
 

 いかがでしょうか。

2018年5月20日、東社協の研修会でお伝えした内容のリンク

  • 2018.05.20 Sunday
  • 16:27

東社協の今日の研修会では、どこかで掛札の話をすでに聞いた、という方が半数以上でありましたため、「子どものケガ、安全、保育の質」をつなぐお話をさせていただきました。本日、お話しした内容のリンクです。

 

1)子どもが「自分にできる」極限まで試し、「これはできない」「試してみよう」「頑張る」の間を行ったり来たりできる園庭のデザイン、それを見守るおとなについてまとめてある本は、『子どもが自ら育つ園庭整備: 挑戦も安心も大切にする保育へ』(木村、井上。ひとなる書房)です(タイトルで検索してください)。「こんな園庭、都会のど真ん中の園には無理」…それでも、内容はかなりな学びになります! 

 そして、こういう環境を都市でも作ることできるよう、そして、保護者が子どもと一緒に過ごし、保護者が子どもと一緒に遊び、保護者が自分の子どもの「できる」「できない」「今はこれがしたいんだ」「ケガをするんだ」「蚊にも刺されるんだ」…といったことを経験できるよう、子育てを保育園から少しでも手放していきましょう。保護者が子どもと過ごす時間が増え、保護者が子どもと一緒に活動する内容が増えれば、園と保護者の関係は間違いなく変わりますから。園が「抱え込み過ぎている」から、保護者もどんどん子育てから手を離している(離してきた)のだと思います。

 

2)上のような園庭や、園庭の活動はできなくても、生まれた時から体を育てることはとても大切。高山先生が書(描)いていらっしゃる「ひだまり通信」は、こちらの高山先生の部屋から…。園でも家庭でも役立つ内容です。

 保護者向け資料として使う時は、このまま、「高山静子(東洋大学)先生の『ひだまり通信』から」と隅に書いてお使いください(勝手に内容を変えてはダメです!)。「高山静子先生の資料」と書くことは、「園が言っていること」と思われない、客観性を担保する上でも重要です。もちろん、著作権上も。

 

・保育の専門性を高めるページ(ダウンロード用)➡保護者向けの通信(しつけ・遊び等)ダウンロード資料➡新生児訪問で配布するお便り他➡今日お話ししたのは2ページめ。

 赤ちゃんを上を向いて寝かせた状態で話しかけたり遊んだりする重要性(家でも保育園でも、抱っこばかりしていると、これができない)。

 

・保育の専門性を高めるページ(ダウンロード用)➡保護者向けの通信(しつけ・遊び等)ダウンロード資料➡ひだまり通信、遊び2➡今日お話ししたのは6ページめ。

 座らせておけば、動けず、また機嫌よく遊んでいるからと、ゼロ歳児をずっと座らせている(バンボであれ、床であれ)姿を園でもけっこう見ますが、これは体の発達上、問題。うつぶせにして、はいはいを促しましょう(うつぶせがダメなのは、眠っている時だけ! かん違いしないでください。赤ちゃんが目覚めている時はどんどんうつぶせにして、はいはいをできるようにしましょう。上を向けるのも、うつぶせにするのも、抱っこばかり座ってばかりの赤ちゃんはいやがるようですが、続けていけば慣れ、からだを動かすようになります…と保護者にも伝えてください)。

 

3)つかまり立ちで後ろにごっちん、というのは、そもそももっとはいはいを!という件は、上の高山先生の部屋から…。

 

保育の専門性を高めるページ(ブログ)➡2017年10月26日「つかまり立ちから後ろに倒れる」をお読みください。

 

4)掛札が2016年に話した「子どもにとってケガは大切」の当日資料と、その後に書いたまとめなどは、こちらのページの「子どもの遊びとリスク」から。

 

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